Windows 10 / 11

読むためだけの、軽い PDF ビューア。

washi は PDF を開いて読むためのソフトです。編集も検索も注釈も入れていません。読むのに要らないものを持たないぶん、動きが軽く、操作も覚えることが少なくて済みます。ページの余白を落として本文を画面いっぱいに広げられるのと、フルスクリーンで勝手にページを送れるのが、ほかと少し違うところです。

表示モード

アプリでは F キーで切り替わる

概要

washi が何をするソフトか

PDF を開いて読む。やることはそれだけです。読むのに要るものは一通り入っていて、それ以外は入っていません。

  • 開いて、めくる

    エクスプローラからダブルクリックしても、ウィンドウにドラッグ&ドロップしても、Ctrl+O からでも開けます。あとはキー・ホイール・画面の左右クリックでめくるだけです。

  • 積んでいないぶん軽い

    編集も検索も注釈も文字起こしも入れていません。読むために要らないものを持たないので、覚える操作も少なく、動きも軽くなります。

  • 読み方を 2 つから選ぶ

    余白を落として本文を画面いっぱいにするか、余白ごとページ全体を収めるか。F キーで切り替わり、選んだ側は次に開いたときも覚えています。

  • フルスクリーンで眺める

    全画面にすると、決めた秒数で勝手にページを送ります。手を触れずに読み進めたいときや、少し離れた場所から見るときのためのものです。

余白

余白は、紙のためにあった

上に挙げたうちの 1 つ、余白を落とすところだけ少し詳しく書いておきます。PDF の余白は綴じ代と印刷の逃げで、紙に刷るときに要ったもの。画面で読むときには、ただ表示領域を食うだけになります。washi はそこを毎ページ測って落とします。

  • ページを一度描いて、画素を数える

    長辺 420px のグレースケールで下描きし、背景色を最頻値で決めてから、そこから外れた画素の範囲を取る。だから白地の論文でも、紙色のスキャンでも、暗い背景のスライドでも同じ理屈で効く。

  • CropBox は見ない

    PDF には表示領域を宣言する欄があるが、指定していないファイルが多くて当てにならない。宣言ではなく実際に載っているインクを見る。

  • 効きすぎないように止める

    ほぼ全面にインクがあるページは拡大率が誤差で暴れるので補正する。ノンブルしか無いページも同じで、数字 1 個が全画面に広がらないように下限を置いてある。

  • 余白ごと見たいときもある

    版面の位置そのものが情報になっている本もある。F キーでページ全体フィットに切り替えれば、余白を含めた元のページが収まる。選んだ側は次に開くときも覚えている。

送り

フルスクリーンにすると、送りはじめる

自動ページ送りはフルスクリーンで眺めるための機能として作ってある。既定では、全画面に入れば勝手に始まり、出れば止まる。間隔は 1 秒から 600 秒まで、秒数で指定する。

自動送りの挙動
きっかけ何が起きるか
フルスクリーンに入る自動で始まる(既定。メニューで切れる)
フルスクリーンを出る止まる。通常ウィンドウは手で読むのが既定
マウスを動かす・クリックするカウントダウンを保留する。1.5 秒動かさなければ続きから勝手に再開する
Esc を押す中断する。続けて押すと、キー操作一覧を閉じ、フルスクリーンを出る
手でページを送るそのページを頭から数え直す
最後のページまで来た先頭へ戻る(既定)。L を押すと、戻さず止める側に変わる

マウスは離せば戻り、Esc は止めたら止まったまま。読むために一瞬ポインタを動かしただけでページが飛ぶのも、動かすたびに再開の操作をやり直すのも避けたいので、この 2 つは別の扱いにしてある。

操作

手はキーボードから動かさない

ホイールと画面クリックでも送れる。通常ウィンドウでは上部のメニューバーから同じことができる。

→ ↓ PageDown
次のページ
← ↑ PageUp
前のページ
Home / End
最初 / 最後のページ
F
内容フィット ⇄ ページ全体フィット
F11 / F5
フルスクリーン
Space
自動送りの開始 / 停止
+ / −
送る間隔を 1 秒ずつ増減
L
最後まで来たら先頭へ戻すか、止めるか
Ctrl+O
ファイルを開く(ドラッグ&ドロップも可)
F1
キー操作一覧
Ctrl+W / Ctrl+Q
終了
  • 窓は増えない

    開いている最中に別の PDF を開くと、既存のウィンドウがそのファイルに差し替わる。まとめてダブルクリックしても、出るのは最後の 1 つだけ。

  • 次に開いたときも同じ

    表示モード・送る間隔・ウィンドウの位置は端末に残る。設定画面を開き直して選び直す必要はない。

方針

入れなかったもの

読むことだけをやる。次の機能は「まだ無い」のではなく、入れないと決めている。必要なら、それができるビューアを併用してほしい。

  • 本文の検索

    文字列で探す機能は無い。テキスト抽出の API そのものを呼べる状態にしていない。

  • 文字起こし・テキストのコピー

    ページから文字を取り出す経路は持っていない。

  • 注釈の編集

    既にある注釈は描画されるが、書き込み・編集・保存はできない。

  • ページの編集・書き出し

    結合も分割も回転の保存もしない。開いた PDF を書き換えることはない。

  • パスワード付き PDF

    パスワードを尋ねる画面は無いので、暗号化された PDF は開けない。

表示中でも元のファイルは掴んだままにしない。読み込んだ時点で閉じるので、開いたまま差し替えても削除しても構わない。

環境

動作環境

OS
Windows 10 / 11(64 ビット)
通信
なし。ネットワークにはつながらない

入手

入手する

Microsoft Store から

掲載準備中

署名も更新もストアが引き受けるので、証明書のインストールも開発者モードも要らない。ボタンひとつで入り、新しい版が出れば勝手に入れ替わる。

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